オープンソース
情報公開
防音室組立説明図Ver.5.00公開しました! こちら New!!
防音室オープンソースプロジェクトまとめ
設計情報まとめ Googleドキュメント
以下にその内容をコピーしておきます
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防音室設計履歴
・防音室プロトタイプ1号機
主なねらい
まず「防音室をDIYでつくる」ということができるのかどうかを確認する
基本的な壁構造の効果を確認する
換気システム検証
通線方法検証
仕様
外形 1820x910x1950 外形で1.0畳
壁構造 通常の部屋の界壁と同等程度でどれくらいの遮音性がでるのか?
普通石膏ボード12.5+EPEシート+遮音シート+EPEシート+普通石膏ボード12.5
吸音層 GFボード96K25mm+有孔ボード4mm
ドア ネダノン28+枠24 グレモンハンドル
換気システム「スーパーひまわりGT」
性能
聴感上は良好だが500Hz付近に低遮音性領域がありDr値にするとDr-20-25
換気システム性能良好 ただし通気経路に課題アリ
総括
性能は予想以上に出たので壁構造やドア構造は基本これでOK
作る工数を下げる設計が必要
通線は穴あけてエアコンパテでOKであることが確認できた
・防音室プロトタイプ2号機
ねらい
工数削減のため壁パネル構造化+柱締結
壁構造を若干重量化→内側の普通石膏ボードをスーパーハードに変更
仕様
外形 1060x1060x2000 内寸で0.50畳
壁構造
スーパーハード12.5+EPE+遮音シート+EPE+普通石膏ボード12.5
吸音層 GFボード96K25mm +有孔ボード4mm
その他は1号機同等
性能
高音域に低遮音性領域あり→柱と壁パネルの間にすき間あり すき間埋め必要
総括
柱の歪みを吸収することがむずかしかった
・防音室プロトタイプ3号機
ねらい
壁パネル構造+壁パネル同士の締結 柱レス構造
壁構造を最小構成に変更し、高気密化によってどこまで性能向上が図れるか?
低周波領域の内部共振抑制のため壁1面のみ吸音層を倍にしてみる
換気システム改善
仕様
外形 1820x910x1950 外寸1.0畳
換気システム「スーパーひまわりGT-R」給排気独立型
壁構造
普通石膏ボード12.5+EPE+遮音シート+EPE+普通石膏ボード9.5
吸音層 GFボード96K25mm(壁1面のみ50mm) +有孔ボード4mm
その他は1号機同等
性能
ドア前でDr-30相当達成
内部共鳴は若干改善したがまだ改善の余地あり
総括
基本設計としてはほぼ完成した→量産開始
内部共鳴は壁パネルの共振である可能性が見えてきた
換気システム性能良好 さらなる改善も実施したい
●防音室プロトタイプ4号機について New
特徴
定型幅454mmの壁パネルを導入した。
定型壁パネルのメリット(ねらい)
組み合わせによって様々なサイズの防音室が製作できる
製作がすすめやすくなる
(全体設計を待たずにパネルの先行製作ができる)
910x910寸のボード由来の共鳴共振が抑制できる(要検証)
壁モジュールが軽量化する→運搬がしやすくなる
定型壁パネルのデメリット
工数が増える
その他3号機からの変化点
壁構成変更 最外層を石膏ボード9.5→構造用合板12に変更
内装壁 合板有孔ボード4→タイガートーン9に変更
・量産仕様 New
3DCADデータ 「2x4」サイズ 防音室4号機_2x4.cadiy
材料費 88086円 製作受託費 176172円
材料まとめ 防音室4号機仕様_各サイズ_重量と価格
組立説明図 防音室4号機組立説明図.pptx
・先行製作機 サイズ「2x3」
※8/29展示会にはこの仕様を展示しました。販売済
材料費 77990円
3DCADデータ 防音室プロトタイプ4号機_0.75.cadiy
材料まとめ 防音室4号機2x3重量と価格
設計情報
●壁構造
防音室プロトタイプ3号機の壁構造
下記7層構造 外から順
遮音層
①普通石こうボード9.5mm
②EPEシート1mm
③ダイケン遮音シート1.2mm
④EPEシート1mm
⑤普通石こうボード12.5mm
吸音層
⑥グラスファイバーボード96K 25mm
⑦有孔ボード 石こうボードまたは合板
●防音室プロトタイプ3号機について
内寸 1710x810x1820
外寸 1820x910x2000
重量 392kg 平米重量237kg/m2
遮音性能 Dr30相当(当プロジェクト簡易測定法)
材料費 79693円
3DCADデータ 防音室プロトタイプ3号機1畳タイプD.cadiy Updated
材料まとめ 防音室3号機重量と価格 Updated
組立説明図 防音室3号機組立説明図.pptx ベータ版公開開始!
●防音室プロトタイプ2号機について
CAD図 防音室プロトタイプ2号機_2枚壁バージョン.cadiy
現在現品販売中 下記参照
●材料費計算方法
購入できる単位の材料のうち、使用した部分の長さ・面積分の比率で計算しています。
そのため、イチから材料を購入する場合より安く見積もられています。
●防音室プロトタイプ1号機について
壁の共振防止構造について https://www.irii.jp/randd/theme/h26/pdf/study006.pdf
●ドラム防振板
togetter ドラム防振板をつくってマンションの騒音苦情を止めた話 - Togetter
●防音室に線を通すことについて
togetter 防音室に線を通す方法をかんがえる→穴あけてエアコンパテでいいやん - Togetter
リンクとか資料とか
使用CAD「caDIY3D+」ダウンロード caDIY3D
防音に関する規格
JIS 検索(JISC)
A1419-1 建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法-第1部:空気音遮断性能
A1419-2 建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法-第2部:床衝撃音遮断性能
防音室研究所(スタジオしいたけ)について
場所 スタジオしいたけ 駐車場なし 近隣コインPへ
製作委託について
★製作受託の課題抽出のため先行試作機の受託を行います。
量産試作機製作受託受付中
価格 160000円 価格改定
仕様 4号機同等
台数 5台 (受注済 4台 残1台)
特典
①運搬・設置費無料
②寸法カスタマイズ設計無料 製作費は原価連動
③1年間の不具合対応
④不要の際は無料引取
基本的な製作受託費用
①4号機をそのまま製作する場合
原則 材料原価の200%(材料費含む)176172円 2023年12月現在 変更の可能性あり
②カスタム要素が含まれる場合
都度相談
納期 都度相談 1か月~
運搬+現地組立工賃 20000円(福岡市内および近郊)
DIY向け価格 New!!
①加工済み材料販売 材料原価の120% 105703円
②工房使用料込 材料原価の140% 123320円
③アドバイス付 材料原価の160% 140937円
その他販売情報 New
防音室プロトタイプ2号機 価格 120000円 (価格改定)
運搬、組立工賃込、スポットクーラー付
CAD図 防音室プロトタイプ2号機_2枚壁バージョン.cadiy
知的財産権について【重要】
防音室オープンソースプロジェクトのすべての知的財産は下記のクリエイティブコモンズライセンスに基づく条件のもとで公開します。
表示 - 継承 4.0 国際 (CC BY-SA 4.0)
Creative Commons — 表示 - 継承 4.0 国際 — CC BY-SA 4.0
本プロジェクト関連の公開記事作成等は歓迎します。ご連絡は必須ではありませんが連絡をいただけると喜びます。
E-mail : openbouonshitsu@gmail.com